早生まれの子供を合格させるには

私の息子は2月22日生まれで、早生まれでした。運動が苦手で初めての家庭教師は5歳の時、運動でした。ですから早生まれを持つお母さんの気持ちは痛いほど良く理解できます。 何故だか、今年の年長クラスはとても早生まれの生徒が多く、4月1日生まれ、3月30日生まれもいて、2クラス分は早生まれの生徒です。確かに幼稚だったり、動作がのんびりだったり、お母様は深いため息ばかり。あと1日、2日違えば、年中クラスですから、無理もありません。  当時、私は自分の息子が生まれて首もすわっていない時期に同じ学年の子供が走っていたのを思い出して、取りあえず「勝とうと思わない」ことから初めて自分を慰めました。この子をこんな時期に産んだのは私。この子が「他の子供達のように出来ない!」責めるのは可哀想だと思おうと努力しました。でも受験が終盤に近づいた時「関係ないかも?」と思うようになりました。確かに大変でしたが、環境で子供は伸びます。成績も関係なく上がりました。確かにしっかりした4月生まれとは違っていたでしょう。でも「早生まれ」と言うだけで、それほど悲観することもないのだとわかりました。ただ伸びるのが遅いです。これは覚悟なのかも知れません。
 

大切な事は「出来るだけ早く教室に入れる」事です。環境で子供は伸びるのですから、なるべく早く刺激を与えることなのです。早生まれの方は「出来る様になってから、もう少しお兄ちゃんにならないと。。。」と入塾を遅らせます。そうすれば、結果的には差がもっと開き、余計に辛いのです。初めは余り期待しないで、どんと構えるのも必要かも知れません。「出来なくて当たり前」でも出来たら本当に素直に喜べるではないですか。 逆に4月生まれの子供のお母さんは初めはリードしているようで鼻高々ですが、後から抜かれてしまい、本当にストレスになります。出来て当たり前、でもみんなが出来るわけではない、これはもっと辛いのです。逃げ道すらないのです。どちらが良いかはわかりません。 また早生まれは多くの学校で考慮があります。試験日を月例順でしたり、結果に考慮の点数をかけて加算して、(成蹊)くれる学校もあります。ということは同じ事が出来たら、早生まれの方が合格出来てしまうのです。悲観してばかりでもないのです。
 

大切な事は
1.我慢する。悲観しない。焦らない。怒らない。
2.赤ちゃん扱いはしない。きちんと話して聞かせる。
3.早生まれだと逃げない。伸びると信じて絶対に諦めない事。
文句など言う時間はないのです、早生まれは「時間との闘い」なのです。同じ時間で2倍成長させないとならないのですから、幼稚な子をいじけさせたり、ダメージを与えて足踏みすることなく、反抗期も遅いので、その分楽だと思って頑張るしかありません。やるべき事をきちんとこなして下さい。 ただやはり、「伸びている、これならば合格出来る!」と実感出来るまでに時間がかかります。10月頃にならないとなかなか、無理なのです。それまでに諦めたり、ヒステリーを起こしたりしては水の泡なのです。1年頑張ると、関係なかったと思えます。精神的にどれだけ大人にする事が出来るか、それは親の関わり方によるのです。